経営者のひとりごと

この1ヶ月が秒で過ぎ去ったので、気持ちの整理に文章を書く

6月から高知拠点(ミトネデザイン)のスタッフを正規雇用し、開業としては早いもので1ヶ月。

大阪拠点(ユニオンネット)と同じデザイン組織ですが、大阪は「Web制作がメイン」、高知は「デザインならなんでも」、2拠点運営にテンパる1ヶ月でもありました。

そんな様子を見てか、大阪のスタッフが主体的に動いてくれたのは心強かったです。

個人的に「丸山さんの軸足はどっちなんですか?」と言われるのは一番避けたい事なので、意思決定や権限を分散したいと思っていました。

また、ミトネデザインの2人も僕から何も言わずともどんどん意見を出し合って行動してくれているので、感謝しかないです。

ちょうど今週は出張ウィークで馬路村に滞在していましたが、少し今後の傾向と対策が見えてきました。

0→1の面白さを感じながら、難しさも身に沁みています。

いざ2つの拠点を運営してみると、これまで当たり前に見過ごしていた事に気付きます。

人が少ない時の実務での限界値、人が増えた時の実務以外での適応課題。

アイデアの着想から行動までのスピード、仕事に対するやりがい、キャリアに対する考え方。

どちらが良い・悪いの話ではなく、お互いの当たり前が当たり前ではなくなるんだなーと。

そういえば、高知拠点の立ち上げに際し、いくつか取材を受ける機会がありました。

  • 大阪のWeb制作会社が、なぜ高知にデザイン事務所を?
  • ユニオンネットとミトネデザインの違いは?
  • 丸山さんはどういう立ち位置で関わっていくの?

その取材の中で自然に出てきた言葉として、次のような言葉がありました。

近年デザインの仕事は「どこでもできる」と言われますが、だからと言って僻地である高知の山奥で働くことはリスクが高いと思います。そのリスクを受容し参画してくれたことに報いるためにも、自分はスタッフの自己実現を果たすことに使命(プレッシャー)を感じています。

インタビュアーに引き出されたフレーズで、僕の心情が上手く言語化されているように感じます。

ちょうど先週「人と話すことで自分の心情が言語化される。」とスタッフとも話をしていました。

学びの機会は点在してますね。

僕の当面の使命はミトネデザインのサイトをリニューアルすることです。

また、ユニオンネットでも今週年に1度の全体総会があります。

数年ぶりに全スタッフが対面で集います。

この1ヶ月の速さに驚きを隠せないので、今回その気持ちをだらだらと綴ってみました。

また気持ちの整理として、たまに文章書きます。

ではまた。

ミトネデザインの1ヶ月の様子はこちらからどうぞ ↓

ミトネデザイン、開業からの1ヶ月
https://www.mitonedesign.jp/news/everyday/

Takanobu Maruyama

UNIONNET Inc. CEO, PR planner
mitone design. Art director, Designer
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