経営者のひとりごと

息が詰まるSNSを、ストレスフリーにするために行った「たったひとつ」のこと

朝起きてインスタをチェックして、家を出る用意してからツイッターを見る。出勤後は休憩の度にちょこちょこツイートし、お昼休憩はフェイスブックのタイムラインで情報収集しながら、感じたことをツイート。インスタで週末行きたいところをリサーチしながら、気付くと休憩終わってて、緩やかに業務に戻る。その後も同じように、インスタやツイッターをちょい見しつつ、仕事を終え、帰宅後はツイッターのタイムラインをダラダラ眺めながら、良さそうなのをリツイートしていく・・・

こんな生活を送っていませんか?

私は完全にこんな感じです。仕事と仕事の合間にSNSが存在し、業務に行き詰った時であればあるほどツイートが増えてます。(多分)

生活スピードが加速されたこのライフスタイルが好きで仕方がないんですが、実は以前はそうではありませんでした。

息が詰まるSNS、疲弊するモチベーション。

これはあるあるかもですが、私の場合、SNSは情報収集でありビジネスツールの立ち位置でもあります。

SNSはタイムリーなネタが多い分、ちょっとした隙間時間でも楽しめるのが最大のメリットだと思っています。しかし反対に様々なジャンルの情報が飛び交う点はデメリットだとも感じています。先述の通り、私はビジネス活用の意図もあるため、自己啓発ネタは特に多めで「働く」「生きる」「遊ぶ」「出来事」「話題」など、テーマは広めです。

好きなものは片っ端からフォローし、好きなものや学びたいこと、友人・知人の近況も含め、自分にまつわる全ての事に溢れるようにしていました。

しかし、これは相性というのかな。仕事中に趣味のネタが入ってくると当然思考は脱線します。そして休日に真面目な自己啓発が目につくと、「今は邪魔」と感じます。

これが続くとどうなるかと言うと・・・

(私の場合)息苦しくなりました笑

特に、友人・知人関係でこのミスマッチが起こると余計にです。

・休日に真面目なツイートをする友人
・平日に旅行に行っている知人
・忙しさに追われる日々に、新しい技術を披露する知人

気にしなければいいことなんですが、この切り分けが私の場合、どーしてもできませんでした。

また、もうひとつ大きかったのが顔見知りで同業種の情報

「こんなの作りました」「自分はこう思うなぁ」「コレってどうなの?」と言うその人の何気ないツイートや投稿に、いちいち反応する自分がいました。

そして、気付いたのです、これが「消耗」ってやつか、と。

なので “フォロー整理” してみました。

判断基準としては・・・
きれいごとや仕事の付き合い関係なく「自分が好きな人」をフォロー。

たったこれだけ。

なので「この人、実際は価値観合わないよね」を起点に、友人・知人の場合はここ1〜2年会ってない、付き合いや惰性でフォローしていた、など全てフォローを外しました。

すると…

よくリアルとソーシャルで切り分けて考える人がいるけど、最近はどっちもリアルだなと体感しています。ソーシャルで消耗するとリアルで確実に影響が出ます。

代表就任してから、誰かと比べたり・勝つことを意識したり「らしくあろうとし過ぎて、自分らしさが無くなっている」ことに気付いた時期だったので、“嫌いなモノは嫌い” と言えるように、自分に素直に判断しました。

実はこのフォロー整理に併せて、アカウントの削除もいくつか行いました。大きなところで言えば、会社の企業アカウントを辞め、個人アカウントに一本化したことなども。

良質なアウトプットには、シンプルなインプットが効果的

多くの情報をインプットし消化することが、総合的に質の高いアウトプットを生み出す。と思っていたのですが、今は絞り込んだインプットの方が、自分色に染まったアウトプットが生み出せるのでは?と考えています。

もし今「息苦しい」「肩肘張っている」「無理してる自分がいる」そう感じている方は一度、SNSのアカウントやフォローの断捨離をしてみてはいかがでしょうか。

家や職場の環境を良くするように、SNSの世界も環境整備してみることをオススメします。

きっとあなたの生活からストレスが無くなり、新たなアイデアが生まれてくることでしょう。(なんて締めくくりにしてみましたー)

投稿者: Takanobu Maruyama

大阪でWeb制作会社「株式会社ユニオンネット」、高知の馬路村でデザイン事務所「ミトネデザイン」を運営。経営・人事・広報、たまに制作者でもある香川県生まれ3児の父です。
自己紹介 / Twitter / Webラジオ